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アスパラガスに多く含まれる成分のその他の効果
アスパラガスの注目成分はこれだけに留まりません。抗酸化活性を持つフェノールカルボン酸類や、サポニンも含まれています。
フェノールカルボン酸類は、フェノール性の水酸基とカルボキシル基を同一分子内に持っている化合物で、抗酸化効果を発揮します。
サポニンはサプリメントも出ているので有名な成分となっています。アスパラガスのサポニンには、抗酸化作用や抗菌作用、血行促進などあり、ガン細胞増殖の抑制作用、強心作用があります。中でも抗酸化作用は非常に優れていて、体内脂質やコレステロールの酸化を予防します。
脂肪が酸化するのは問題です。そうなると過酸化脂質になって血管に脂肪がこびりつき、動脈硬化が起こりやすくなるのです。そして、中性脂肪が増え過ぎると血中コレステロール値が上昇するので、生活習慣病などの大きな要因となってしまいます。
サポニンは体に吸収したブドウ糖が中性脂肪に変性しないよう作用し、生活習慣病の予防に貢献してくれます。こうしたサポニンの脂肪吸収抑制効果は、ダイエットにも効果を発揮します。ダイエットもしたいけど油ものが好きという人には、サポニンを含むアスパラガスがお勧めです。
そしてサポニンには毛細血管を広げる効果もあり、スムーズな血流を促進してくれます。血液凝固を予防する効果もあるので、血圧を下げるのにも貢献します。このようにアスパラガスにはいろいろな健康効果があります。
アスパラガスの栄養と健康効果